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井田真木子著作撰集

『井田真木子著作撰集』

優れたインタビューとはその対象者から社会の姿が見えてくるもの。収録の「プロレス少女伝説」「同性愛者たち」はすごい。前者は“女性”の内なる精神性と社会の関わり、後者は性的マイノリティから見える80年代という日本社会の歪み。今こそ読んでほしい。

【商品紹介】

「リアリティとは生きた証」——書くことは生きること。夭折の作家が今、蘇る! 伝説の作家、井田真木子の主要作品が待望の復刊! 「〝心が折れる〟って言葉は、井田さんのインタビューが引き出した」神取忍(女子プロレスラー) あぶれ者の女子プロレスラー、中国残留孤児2世、同性愛者、援助交際をする少女など、社会の「周縁」に居る人々の人生を圧倒的なリアリティを持って描き出した井田真木子。 その筆致は第三者の「取材」の域を越えた切実さを持つ。 井田真木子の取材方法は、被取材者の人生に介入し、運命を変えていくという強引かつ大胆なやり方だった。だがおそらく取材される側との間には、「魂の契約」とも言うべき結びつきがあった。なぜなら井田にとって「書くこと」は「生きること」であり、周縁で人生に苦闘する被取材者同様、切実な行為だった。

井田真木子/著

里山社
3,240円
ISBN 978-4-907497-01-9

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