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テイク・ディス・ワルツ

しあわせに鈍感なんじゃない、さみしさに敏感なだけ

かけがえのないものが、なぜ色褪せてしまうのだろう-。

愛する人と時間を育んだことがある人なら、誰もが重ねる“自分”の姿。

人間の深い感情の奥にある隙間を、サラ・ポーリーが強く温かく描く。

監督・脚本・製作:サラ・ポーリー

出演:ミシェル・ウィリアムズ、セス・ローゲン、ルーク・カービー、サラ・シルヴァーマン

 フリーランスのライター、マーゴと、料理本を作る夫ルーは、結婚して5年目。2人の間に子供はいないが、いつまでも恋人同士のように仲睦まじく暮らしている。朝は一緒に目覚め、ベッドの中でひとしきり冗談を言い合い、キッチンで新しい料理を研究するルーにマーゴがちょっかいを出す。恋愛時代の情熱やときめきは薄れつつも、何ひとつ不満もなく穏やかな愛情を育む毎日。ある日、マーゴは仕事で訪れた島で、ダニエルという一人の青年に出逢う。情熱的な眼差しをもつダニエルに、強烈に惹かれる何かを感じてしまうマーゴ。ダニエルとの束の間の時間を楽しむが、彼が偶然にも自分たちの家の真向かいに住んでいることを知り、激しく動揺する。意図せずダニエルと過ごす時間が増え、夫とは正反対の彼に惹かれていくマーゴ。どうにもならない思いが募ったとき、マーゴが決めた道とは―。

 

『スウィート ヒアアフター』『死ぬまでにしたい10のこと』などで、たぐいまれな存在感で異彩を放ってきた女優サラ・ポーリー。認知症に直面した老夫婦の、心の葛藤と深い愛を描いた『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』で若干27歳にして長編監督デビューを果たし、アカデミー賞2部門にノミネートされたサラの待望の最新作が完成した。5年ぶりの監督作となる本作は、弾けるような恋愛時期から、温かく愛情深い生活に突入した若い夫婦の変わりゆく感情を静かに描いたラブストーリー。本能とモラルの間で揺れ動く主人公の姿は、恋のときめき、愛の切なさだけではない、もう一歩奥にあるどうしようもない感情をさらけだし、胸がしめつけられます。

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■上映日:6月9日(日)〜 6月23日(日) 
■上映時間はこちらをご覧ください  上映時間
■鑑賞料:1,080円 
■製作:2011年/カナダ/116分 
配給:ブロードメディア・スタジオ

 

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