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わたしは、ダニエル・ブレイク

≪ 4月14日(土)~4月30日(日)≫

ブレイディ・みかこフェア

ケン・ローチ監督特集特集上映

社会派の名匠ケン・ローチ監督が、格差と分断が進む世の中で切り捨てられようとしている社会的弱者の心の叫びを代弁し、カンヌ国際映画祭で「麦の穂をゆらす風」に続く2度目のパルム・ドールを受賞した感動のヒューマン・ドラマ。実直に生きてきた大工職人が、病気をきっかけに理不尽な官僚的システムの犠牲となり、経済的・精神的に追い詰められ、尊厳さえも奪われようとしていた時、同じように苦境に陥っていたシングルマザーとその子どもたちと出会い、互いに助け合う中で次第に絆が芽生え、かすかな希望を取り戻していく姿を力強い筆致で描き出す。主演はイギリスの人気コメディアンで、本作が初の映画出演となるデイヴ・ジョーンズ。
イギリス北東部ニューカッスル。59歳のダニエル・ブレイクは、長年大工として働き、妻に先立たれた後も、一人できちんとした生活を送り、真っ当な人生を歩んでいた。ところがある日、心臓病を患い、医者から仕事を止められる。仕方なく国の援助を受けるべく手続きをしようとすると、頑迷なお役所仕事に次々と阻まれ、ひたすら右往左往するハメに。すっかり途方に暮れてしまうダニエルだったが、そんな時、助けを求める若い女性に対する職員の心ない対応を目の当たりにして、ついに彼の堪忍袋の緒が切れる。彼女は、幼い2人の子どもを抱えたシングルマザーのケイティ。これをきっかけに、ケイティ親子との思いがけない交流が始まるダニエルだったが…。
■上映日:4月15日(土)~4月30日(日)
■各日 午前11時〜/午後2時〜
※イベントのため、4/21の午後の回はお休み
 ■鑑賞料:1,080円
■製作:2017年 イギリス/フランス/ベルギー 100分
■配給:ロングライド
ケン・ローチ Kenneth Loach

1936/06/17 イギリス/ワーウィックシャー生まれ

電気工の父と仕立て屋の母との間に生まれ、オックスフォード大学に学ぶ。1962年、BBCへ入社後、テレビドラマの演出を手掛け、68年「夜空に星のあるように」で映画監督デビュー。「レディバード・レディバード」「大地と自由」「カルラの歌」など、一貫して労働者階級や移民たちの日常をリアルに描いた作品群は世界的に高く評価され、三大映画祭や各映画賞で数々の賞賛を受ける。2006年には、「麦の穂をゆらす風」で見事カンヌのパルムドールに輝いた。

© Sixteen Tyne Limited, Why Not Productions, Wild Bunch, Les Films du Fleuve, British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2016

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